JUNQUO的博客

「もっと知性にやう゛ぁんを」を座右の銘にするにむらじゅんこのヨロズ帳
from 巴里・上海・東京。
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リアルどんぶらこ
JUGEMテーマ:旅行

ホイアンのリゾートホテルに宿泊し、日の出を見ようと5時半に起床。
青春映画のように、ビーチにむかって裸足で走っていく。

 


ビーチを10分ほど歩いていくと、なにやら巨大お椀のようなものがみえてきました





リアル・どんぶらこ!?

一寸法師のお舟を見つけちゃいました。
舵も一本だ。





波間を縫いながらビーチにおじさんがたどりついた。
漁から帰ってきたみたい。
おさかなが少しだけとれていた。





中を覗くと、人が2人ぐらい入れるおおきさ。しかも、竹でできているみたい。
まるで巨大なザル。
牛糞と樹液で固めて耐水加工するんだって。





最後に、「レッツ写真部」 風に撮ってみた。

これ、ベトナム語では「ツェン・トゥン(籠の舟)」っていうらしい。日本語だと「竹籠舟」かな?

大都市部では2500万円ぐらいする超高級車が走っているかとおもえば、
こんなザルみたいなふねで毎朝お魚をとっている人もいるんだなあ。




| にむらじゅんこ | 越境文化 | 21:51 | comments(3) | trackbacks(2) | pookmark |
近世の日本人の憧れの地、越南のホイアンへ
JUGEMテーマ:旅行

ホイアンは、極上の香木、世界最高の伽羅(きゃら)を手に入れることができた都市です。

山田長政が活躍していたタイのアユタヤは朱印船時代、日本人村があったところとして有名だけど、会安(ホイアン)や呂宋(ルソン・フィリピン)などにも多くの日本人たちが住み活躍をしていました。

今では、日本人村の名残らしいものは、ヤジロベエさんのお墓などを除き、普通に散歩している範囲では、なかなか感じられません。でも、満月の夜に行われているランターン・フェスティヴァルは、ちょっとした風情がありました。








竹でつくったランターンの骨組を運ぶ少年








シルクを貼るのはお店屋さんのお仕事のようです。

街中の宿。今度いったらここに泊まりたい。






 手前ココナツ大福。
おそなえセット


全体的な街のかんじは、マレーシアのマラッカに似ているとおもった。
ポルトガル+オランダ+華僑 というこの構成要素にも共通点がある。

そして、フランス人居住地域(ここは世界遺産ではないけど、ホイアンの街の一部)にはフランス人建築家の建てた家や、フランス語を喋るおじいさんたちもいました。なかなか日本のガイドには載っていないようだけど、ホイアンの旧市街の目抜き通りを東に突き進んだところが、旧フランス街。絶好のロケーションが楽しめるBrother's Cafeのあるあたりです。






このタイル、ダラットや上海でみかけたものとおなじ柄!


なんだか、アラブアンダルシアを彷彿とさせる木の格子




そして、昔わたしのおばあちゃんの家にもあった、足拭きマット。

やっぱり私は越南ならば中部が好きだなあ。


| にむらじゅんこ | 越境文化 | 18:43 | comments(8) | trackbacks(3) | pookmark |
ジェフリー・バワとライオネル・ウェント



先週末は墨田区のお祭りで、御神輿をあらゆるところでみました。もちろん、おじさん、おじいさん、おにいさん方の白フンドシ姿も、たくさん、拝見しました。

それで、生前、バワ兄弟と交友があった著名写真家、ライオネル・ウェント(Lionel Wendt)を思い出しました。


lionel wendt 日本のフンドシを彷彿。

ライオネル・ウェントは、1900年のコロンボ生まれ(ちなみに、バワは1919年生まれ。バワのお兄さんベヴィスは1909年うまれ)。ライオネルは、コロンボの大学を出た後に、ケンブリッジに法律の勉強をするために留学します。ということは、全くジェフリー・バワと同じ道を辿っていることになります。

バワも法律を勉強しつつも「法律ってつまんないなー」って内心思っていましたが、ライオネルも法律の勉強に飽き足らず、ロンドンのロワイヤル・アカデミーカレッジで音楽を習うのです。そして帰国後は弁護士としてのキャリアを少し積みます(これもバワと全く一緒!)が、音楽があきらめきれず、法律を捨てて音楽に専念。しかし、1935年からは前から趣味であった写真に専念します。そして1938年にはロンドンで個展をし、大好評を得ます。が、かわいそうに、ライオネルは、写真家としての才能と名声を得始めたばかりだったのに、1944年にしんじゃいます(それに比べてバワ兄弟は長生きしました)。
lionel wendt

 ライオネルの死後、まもなくして、ネガが仲間の写真家によってすべて処分されます。「ネガは楽譜であり、プリントはその演奏である」とアンセル・アダムズは言いましたが、カメラマンの死後ネガを捨てるということはよくあったことのようです。だから、現在あるライオネルのプリントは、滅茶苦茶高いのです。バワの家にいったら、ライオネルのプリントをもう一度じっくり見たいなあ。

それと、スリランカに行ったら、ライオネル・ウェント記念館に是非訪れてみたいものです。

Address 18 Guildford Cres, Cinnamon Gardens (Col 7)


こんな実験写真もとっていたみたい。ライカかな、これ?


ソラリゼーションとかやっていたのですね。しかし、本当に少年が好きなのねえええー。


ポーズが、笑える。これ、シンハラの少年かな? こういう子にそっくりの子がバワの庭の案内人だったけど。



モデルの少年はどんな気分だったのでしょうか…。プリント、綺麗。

ライオネルさんは、こんな顔だったんだ。ちょっとポッチャリ? セルフポートレイトらしいけど、すごいシリアスな顔…。ところで、どんな音楽を作曲してたのか、興味あり! CDとか売っているのでしょうか?

| にむらじゅんこ | 越境文化 | 18:39 | comments(2) | trackbacks(10) | pookmark |
バイファルの動画

JUGEMテーマ:旅行


ダカールでであったバイファルたちがカッコよく、バイファルという存在が気になって仕方ない。抵抗と創造を通じて広がっていく彼ら独自の文化(ファッション、音楽、ダンス、言語、ジェスチャー)は、国境を越えて、精神的に、経済的に広がってネットワークされている。
異端のさらに異端ではあるけど、イスラム神秘主義の流れをひく(+アフリカのバナキュラーなアニミズムが融合)のに、全然排他的じゃなくて、スピリチュアルで政治的。
バイファルは、社会主義のひとつの形であるといってもいいだろう。みな、行き過ぎた資本主義がもたらす弊害などを彼らは糾弾している。アルテルモンディアリストみたい語りをするバイファルも少なくない。まあ、セネガルはレオポルド・セダール・サンゴールのようなインテリが多い国だし、今フランスで大人気の女性政治家、Rama Yadeもセネガル人だし。

youtubeでこんな動画を見つけたが、これはシェイク・イブラ・ファールへの賛歌のよう。あ、そういえば、ユッスー・ンドゥールもバイファルなのね? ユッスーも「バンバよ、ありがとう」とかトゥーバ(バイファルたちの聖地)を謳っているものね。

東京在住のバイファルのこと、もっと知りたいなあ。知っている人がいたら教えてください。





典型的な、ダカールのバイファルさんの例
    ↓



| にむらじゅんこ | 越境文化 | 00:56 | comments(0) | - | pookmark |
シラヌーク殿下って・・・・・・? 
JUGEMテーマ:映画


 


今、シアヌーク殿下にはまっている(お父さんのほう)。
前から気になっていたんだけど、去年の夏に、ラジオ・フランスで殿下のインタビューを聞きき、殿下のホームページがあることと、殿下が映画マニアで数多くの映画を作っていた事実を知った。
しかも、HPの中で、何本かの映画は公開していて、無料でみれるのだ。

いちばんおもしろいのは、1960年代の映画。シナリオ、主役、監督と、すべて一人でこなしているものもある。王妃(モニック・シアヌーク)は、だいたい、いつもヒロイン公。

最も気に入ったのは、「ROSE DE BOKOR」。第二次世界大戦中、フランス植民下でのカンボジアに日本軍が進入し、フランス軍と闘う(45年3月9日のcoup de force)話。殿下は、日本の兵隊さんの役をやっていて、あるカンボジア女性(モニック)に恋をしてしまう。

←これが若き頃の殿下ね。

途中、日本の芸者たちが舞踊を踊ったりして、テンポは悪いです。でも、最後の、クレジットというか、奥付みたいな字幕で、「キムイルソンさん、サンキュー」と書かれていました。北朝鮮で撮ったのかなあ?
| にむらじゅんこ | 越境文化 | 21:20 | comments(7) | - | pookmark |
黒人演歌歌手jero
マイミクのハーポ部長さんのところで見せていただいた黒人演歌歌手jeroさんが、とっても気に入ってしましました。
最初はプレイバックだとおもったんです・・・。 うまくできたプレイバックだなと。
テレビを20年間も見ていないので、何が世間で起こっているのか全く無知でしたが、こんな方がいるんですね。
比較文化の新しい研究対象になりそうです。




| にむらじゅんこ | 越境文化 | 00:21 | comments(12) | - | pookmark |
偽ジャポ退治、反対
農林省が、海外の日本食レストランに対する認証制度をつくると発表した。海外日本食レストランへの信頼度を高め、農林水産物の輸出促進を図るとともに、日本の正しい食文化の普及をはかるのだという。しかも、そのための有識者を選出している。その有識者は、こちらの方々。

(上述 プレスリリースより)
青井倫一 慶應義塾大学ビジネススクール委員長兼校長【座長代理】
     日本フードサービス学会長
大島孝  (株)日本ふるさとサプライ専務取締役(元ホテル総料理長)
大森由紀子フランス菓子・料理研究家
奥谷禮子 (株)ザ・アール代表取締役社長
小倉和夫 国際交流基金理事長(元駐仏、駐韓大使) 【座長】
北里一郎 明治製菓(株)最高顧問
久保征一郎(株)ぐるなび代表取締役社長
佐々木隆 (株)JTB 代表取締役社長
佐竹力総 (株)美濃吉代表取締役社長
藤ジニー 山形県・銀山温泉旅館藤屋若女将
米?和英 (社)日本フードサービス協会会長((株)リンガーハット取締役会長)
(五十音順、敬称略)


 メンバーは、社長さんや、食のビジネスに携わる方々ばかりで、文化人類学系や社会学系の専門家がいないのは残念です。どういう基準で以上が有識者だと選出したのかもよくわかりませんが、この認証制度の言う「正しい日本食文化」の意味もよくわかりません。
だいたい、文化というのは、特に食文化はライブなものなので、常にその形を変えていき、ミックスされていくものだということは、ポストコロニアル以降、知識人だけでなく、常識のある方ならば言葉に出さなくても理解してきたことではないでしょうか。逆に、そうした「変化」がなければ息がつまって衰えていってしまう。ロジャー・バレン(www.rogerballen.com)の写真がみせてくれるように、混血を拒むと、南アフリカの奇形白人村のようになってしまいます。長い目で見れば「純血」などは、あり得ない話です。こういう私だって、むろん、不味い和食よりも、美味しい和食を食べたいと思っています。でも、こういう形で認定をするのは野暮の一言につきます。

 フランス料理だって、グラン・シェフたち、「創作料理を作ることは、フランス料理のアイデンディティ探しをすることにつながる」って思っているから、あれこれ創作していると言っています(たとえその創作があんまり美味しくなくても)。
 私もあまりにもひどい「ニセ・ジャポ」を何回も食べてしまったことがあります。最もひどかったのは、タラコに色をつけて「ウニ」だと主張していたバスチーユのレストランでした。「いい加減にして〜」と反発すると「Madame, Chacun son gout. n'est-ce pas?(人はそれぞれ味の好みがありますから)」なんて言われてしまいました。
 でも、ニセジャポはニセジャポの良さがあるとおもう。ニセジャポの名前を通して、外国人たちは日本にどんなイメージを持っているか分析したりできる。15年前は「江戸」「神戸」などの土地の名前が多かった。また、昔は、浮世絵やゲイシャ、スモウなどのポスターを貼っていたけど、最近のニセジャポのレストランにはテクノとか流れていて、秋葉系テイストも色が15%ぐらい入っていたりいる場合も多い。「ああ、日本のイメージが変わっているなー」と気づかせてくれるのは、いつもニセジャポ。

 でも、このような、「レベルの低いニセジャポが存在するから」という理由で、認定制度を設けるというのは、あきらかに低レベル(だいたい、よほどセンスない人を抜かせば、グルメのパリジャンたち、「ニセジャポ」と「本ジャポ」の区別ついています。わざわざ言われなくても)。しかも、税金の無駄遣いだと思います。美味しくないレストランは時が勝手に淘汰してくれることは自明です。税金、もう少し有効なことに使っていただきたい。



スシハウヌは、パリのニセジャポ。中国は温州の方々が経営しているとおもわれました。


「東京鶏」と「お京都」。日本語的には、まちがっているけど、こうしたレストランのネーミングからも世相がみえてくる。
| にむらじゅんこ | 越境文化 | 12:25 | comments(22) | trackbacks(26) | pookmark |
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