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JUNQUO的博客「もっと知性にやう゛ぁんを」を座右の銘にするにむらじゅんこのヨロズ帳
from 巴里・上海・東京。 お仕事サイトはhttp://junquonimura.eco.to 2012.03.04 Sunday
アナーキストたちの心の糧、クスクス
育児に忙しく、ブログを更新する暇も気力ありませんでしたが、今年の1月に平凡社新書から『クスクスの謎:人と人をつなげる粒パスタの魅力』が出ました! (平凡社の皆様、素敵な本に仕上げてくれてどうもありがとうございます、多謝!)。
2011.10.17 Monday
あんよ
JUGEMテーマ:育児 2011年10月17日 9月、とうとうカリーヌが歩けるようになりました。歩けるようになって一ヶ月弱、いろんなところをチョコチョコと。「おいた」も始まりました。 フランスの保育園は9月から始まるので、8月生まれのカリーヌは一番のチビ。 2011年10月7日 水疱瘡になってしまい、ちょっと 疲れ気味。でも、食欲は旺盛で、毎日完食。このころ、「ママ!」といえるようになりました。でも、最初に覚えるのはフランス語なんだろうな・・・。ママとしてはちょっと残念。 2011.06.12 Sunday
わんことの遭遇
おうちに、生後二ヶ月のわんこがやってきました。 わんこを生まれて初めて間近でみるカリーヌ。 わんこは、カリーヌのおもちゃを取り、カリーヌはわんこのおもちゃをとり、おもちゃ掠奪合戦です。 わんこのボールをとりあげるカリーヌ。 わんこも負けじと取りかえそうとします。 こちらは、カリーヌのお気に入りのおもちゃ。わんこも、欲しがっています。 「わんこちゃんはシツコイわ〜」みたいなクールな顔をしていました。 カリーヌは、どうやら、にゃんこちゃんのほうが好きみたい。 田舎は、牛さん、馬さん、鶏さん、羊さん、あひるさんなどがいるので、カリーヌも大はしゃぎ。 なかでもあひるさんが大好きのようです。 10ケ月目のお誕生日、おめでとう、カリーヌ。 2011.05.17 Tuesday
ブーテ=ド=モンヴェル
田舎の家に、ほぼ毎日、カリーヌに合いにやってきてくれるアーティストのおねえさんがいます。ジュヌヴィエーヴという名前で、姓は、ブーテ=ド=モンヴェル。そう、フランスでは、ちょっと名の知れた、アーティストの家系の ブーテ=ド=モンヴェル家の一員です。
ルイ=モーリス・ブーテ=ド=モンヴェル挿絵画家としていろいろな雑誌に参加しましたが、1881年から子供のための挿絵画家に専化していきます。Le Saint-Nicolas という雑誌にたくさん描いたようですが、あまりのかわいさにフランス国内だけではなく、イギリス、アメリカにもブーテ=ド=モンヴェルの名は広がっていきます。 「子ども」は、17世紀まではその人権がほとんど無視され、18世紀にはじめて“発見”されたといわれています。19世紀は、その「子どもの世界」が大人たちによって彩られていった時期なのでしょう。そして、あらゆるものの産業化と結びついて、ブーテ=ド=モンヴェルが活躍する地盤がそろったのでしょうが、やっぱり、それにしてもブーテ=ド=モンヴェルのイラストは可愛いすぎる。昨今のフランスにおける子供ブームのせいか、モーリス・ブーテ=ド=モンヴェルの書籍がたくさん現在再出版されています。死んでから相当年数が経っているからパブリック・ドメインなのかな?
右の書籍は2009年に再販されたものです。
カリーヌ本人より、私がうれしがっています! カリーヌは幸せ者だなあ。
2011.05.11 Wednesday
ロマン・ロランの爺さん家
フランス政府の退避勧告によって半ば強制的に帰国している私たち。 なんと、この家は資料によりと、12世紀に遡るそう。現在、原型をとどめているのは、16世紀に大改造されたときの形です。 資料を調べていくにわかったのですが、この家は、中世期はマリアンヌ教会に属する家だったようです。その後、1599年に大工の棟梁であるショマール氏のものになり、ショマール氏とその弟子の手によって大改造され、そのままショマール氏の子孫がフランス革命まで所有していたようです。 革命後はプリュドーさんという人が買い、その後、なんと、この家は、ノーベル平和賞受賞の作家、ロマン・ロランの曾爺ちゃん(Antoine Francois Courot)が1836年にこの家を買ったことがわかりました。ロマン・ロランも夏のバカンスでこの家に過ごしていたという記録もあります。ちなみに、わが娘カリーヌのお爺ちゃんがこの家を買ったのは1960年代初頭です。 ロマン・ロランといえば、もちろん「ジャン・クリストフ」の作者だけど、それ以上に人道主義的教養人。20世紀初頭にパリに留学した東洋人たちに多大な影響を与えた人です。京都には「ロマンロラン研究所」がありますが、上海とのコネクションも強いですよね(中国語だと羅曼・羅蘭。なんかかっこいい)。この人、魯迅の『阿Q正伝』をヨーロッパに初めて紹介した人です。ちなみに、ロマン・ロランを初めて中国語に訳したのは、ピアニスト、フー・ツォンの父の傳雷(フー・レイ)。 1920年台のパリに留学していた傳雷は、私の研究中の中国人画家、常玉(サンユー)との交友もありました。 実は、このお婆ちゃんのブルゴーニュの家、時々、「バカンスの家」として、バカンス期は、週貸し・週末貸しをしています。 しかし、日本のように、スクラップ・アンド・ビルド文化じゃない場合、掘れば掘るほど、いろんなものが過去に出てくるものですね。まさか、今住んでいる場所にロマン・ロランが出てくるとは・・・!
ごらんのとおり、鳩舎もあります。鳩舎というのは、昔のヨーロッパではステイタスの印のようなものだったようですね。今は猫の寝床です。
2011.04.17 Sunday
ご先祖さま
娘の先祖はどんな人だったのか。 なんと、ナポレオン将軍のために大活躍した軍人がご先祖にいることがわかりました。おばあちゃんの家系は軍人&将校の家系なのですが、このおじさんが、ナポレオン皇帝からメダルをもらった人です。
また、おばあちゃんのおじいちゃんは、シモン・ドマンと言う方で、ごらんのとおり、たくさん胸に勲章ついています。将校として、マリー・フランソワ・サディ・カルノー大統領(左翼共和党)につかえていたそうです。でも、サディ・カルノ大統領が暗殺されて以来、パリから追いやられ、大佐としてオクソンヌ(ブルゴーニュ地方)で活躍したそうです。
フランソワーズさん。この方は、シモンさんの娘さんです。
2011.04.13 Wednesday
クスクスの離乳食
JUGEMテーマ:育児
離乳食中期に突入した娘のために、BabyCookを購入。ベビー・クックとは、いまどきのパリジャンたちの離乳食三種の神器のひとつともいえる、一万円ぐらいで買える人気のフードプロセッサー。 で、今日は、クスクスの離乳食を作ってみました。
私は、この図書館で借りてきた離乳食レシピの本でクスクスを作りました。作り方は以下です。 《材料》 スムール(クスクス粒)30グラム にんじん 半分 ズッキーニ 半分 カブ 適量 コリアンダーの葉 少々 鶏肉のささみ 20グラム バター 5グラム 《作り方》 1:スムールをぬるま湯(コップ一杯)につけてふやかす 2:野菜はすべてちいさく切る。ズッキーニは皮をむかない 3:野菜を1リットルのお湯に入れて30分煮る 4:その後、鶏を入れて10分さらに煮る 5:4をミキサーにかける。煮汁は別にとっておき、最後にスムールにかける。 6:スムールを10分蒸す 7:スムールとミキサーにかけたものを盛りつけてできあがり。
2011.04.12 Tuesday
歯痛には琥珀。
JUGEMテーマ:育児
歯が生え始めた娘は、よだれまみれ。 日本の育児書には、「乳歯が生えたら、歯磨きの習慣を」みたいなことが書かれているけど、フランスでは、「あかちゃんの歯痛をどのようにして和らげるか」ということが第一の焦点。歯磨きうんぬんは、むしろ、二の次。
でも、確か、中国でも、琥珀は漢方のひとつだったはず(モロッコでも琥珀は薬局で売られている)。珀の効能について「一に去驚定神、二に活血散淤、三に利尿通淋」とある。精神的に落ち着くという効能はあるのかも。ストーンテラピーとしては理にかなっているのか、薬の消費量世界一のフランスだって、多くの赤ちゃんが琥珀のネックレス、しているもの・・・。 「むずがって寝られなかった子が、すやすや寝るようになった!」というママにもあいました。このように、琥珀ネックレスは、ナチュラル系赤ちゃんグッズのお店には、必ず並んでいる商品で、出産のプレゼントにも喜ばれるそう。ネットで調べたら、15ユーロぐらいからある。 赤ちゃんの世界は、本当に不思議。医学先進国のフランスでさえ、こうした伝統がまだ残っているなんて。というか、効き目がなかったらとっくに廃れているはず。 実は、私自身も、疳の虫がたくさんいる子で、虫封じを高校生までやってもらっていたぐらい。だから、目に見えない世界というものは、赤ちゃんの世界にはたくさんあるのだとおもう。琥珀を娘に買ってみようかな。 2011.04.11 Monday
春うらら
りんごの花の下で、ピクニック。でも、はやく東京に帰りたいね。
なんでも、在日パキスタン人たちは、「見ていられないよ」と自腹を切って被災地でカレーの炊き出しをしたとか。イスラムの心は、やっぱ、寛大で素敵。 こういうときにその人の美学がわかるよ。
2011.02.27 Sunday
娘の離乳食
今日は天気が良かったので、娘にキモノを着ました。 |
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クスクスの謎―人と人をつなげる粒パスタの魅力 (平凡社新書) (JUGEMレビュー »)
にむら じゅんこ マグレブ発、現在は「フランスの国民食」となったクスクス。イタリア、ポルトガル、カーボヴェルデ、ブラジル、セネガル、マリ....etc. クスクスは国境を越えた魔法のごはんです。
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にむら じゅんこ モロッコのおうちの中って、どんな感じ? この本、パリとマラケシュのセレクトショップに50冊買い上げられました。
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