JUNQUO的博客

「もっと知性にやう゛ぁんを」を座右の銘にするにむらじゅんこのヨロズ帳
from 巴里・上海・東京。
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アナーキストたちの心の糧、クスクス
 

 育児に忙しく、ブログを更新する暇も気力ありませんでしたが、今年の1月に平凡社新書から『クスクスの謎:人と人をつなげる粒パスタの魅力』が出ました! (平凡社の皆様、素敵な本に仕上げてくれてどうもありがとうございます、多謝!)。

 
 私のもっとも好きな料理、クスクスについて調べまとめた本です。






 鹿島茂先生が、「クスクスは野菜メインのパスタ料理だから、メタボ対策に良いかも!」と言っていましたが、確かに栄養価が高く、同時にお腹が満たされるので、健康には良いこと間違いないでしょう。
 私は、クスクスを食べるたびに、自分自身の中のアナーキーな精神が元気になっていくのを実感します。おそらく、クスクスが「権力・支配を嫌う食べ物」だからでしょう。

 まず、クスクスは、国民/国家的な枠にははまらず、軽々と越境していきます。どこがクスクスの発祥地かということを問うことがナンセンスなぐらいに、異文化混淆の料理です。かつて、シシリアは、地理的にも、歴史的にも、地中海の文化の交差路でした。ギリシャに、ローマに、ビザンチンに、アラブに、スペインに、フランスに統治され、中世にはイスラム教徒、正教徒、カトリック教徒が共存しながら国家を作り上げ、12世紀ルネッサンスの中心地になっていたシシリアが、自分たちのアイデンティティをクスクスに投影しているように、クスクスは融合のシンボルなのです。

 また、クスクスは資本主義のシステムとは相容れない料理です。クスクスは、基本的には「おかわり」は自由(フランスのレストランでも、さすがに「肉」や「魚」の具は食べ放題ではないといえ、クスクス粒とスープのおかわりはできることになっています。どんなに美味しいクスクスを出す店でも、この「おかわり」ができなければ、マグレブ式ホスピタリティの精神を持っていないとみなされ、良いクスクス店と認められることはありません)。お金がある人だけがお腹を満たすことができるという弱肉強食的なルールは、クスクスが最も嫌っている原理なのです。

 3つ目に、クスクスは、最大限デモクラシーな食です。儒教が家庭に強く浸透していた頃の昔の東アジアでは、魚が一匹出されると、家長であるお爺ちゃんから、小さな子まで、誰もが魚のどの部分を食べるべきなのかをわきまえていたといいます。同様、キリスト教も、家の権力者が最も美味しいモノをいただくことになっている。一方、クスクスは、こうした食の不公平を厭っています。おかわりもできるので量の不公平は生じませんし、離乳食トレーニング中の乳児からお年寄りまで一緒に食べることができまする(マグレブでは月齢7ケ月ぐらいから赤ちゃんはクスクスを食べ始めます)。同様に、食の不公平がそれほどない料理として、パエリアが挙げられますが(具はあらかじめカットされ、ところどころに散らされている)、このパエリアは、もともとはイスラムの料理であり、スペインのバレンシアでイスラム教徒たちが食べていた料理がその原型らしいです。

 最後に、クスクスは連帯と寛容のシンボルとしての歴史を持っています。マグレブでは、金曜日がクスクスの日ですが、これは、自主的喜捨をするためにクスクスを作るのです。家族以外にも、貧しい人たちにも食べてもらうためにモスク寺院に大きなクスクスの皿を届けに行ったり、近所の恵まれない方々に食べてもらったり、あるいは、旅人に食べてもらったりします。こうした伝統を受け継いで、フランスでも、デモや慈善事業にはクスクスが出ます。こうしたクスクスは、「クスクス・ソリダリテ」という言葉がついているほど、連帯のクスクスはフランスでは一般化しています。


 皆様、もしも心の中の「アナーキーの芽」が萎れているとおもったら、ぜひ、クスクスを食べてみてください。 できればお上品なクスクスではなく、多少荒々しく作られたぐらいの太骨なクスクスを。パンチ、出ます。




↑ 連帯クスクスの例。町中の人全員で食べれそうですね。





アガディールというモロッコの大西洋沿いの町で300円以下で食べたクスクスです。
冬だったのでカボチャが入っていました。
ふつうの「おやぢカフェ」で頼んだのですが、この絶妙な盛り付けといい、配色といい、
中国産の伊万里(風)おわんにしろ、センスの良さにぶっ飛びました。




マラケッシュにいるダダ(スーダン系料理人)に習って自分でつくったクスクス。
「フェズ風7種類の野菜入りクスクス」ですが、「7」という数字が大切なのですって。
5とか7とか、マホメットが好きな数字でしたね。




オニオンキャラメリゼのクスクス「ツファヤ」。よくみると、この伊万里(風)の大皿には、
アラビア語が書かれているようです。ちなみに、モロッコでは、伊万里風のお皿にクスクスを盛る
ことがステータスとされています。




カビリー地方(アルジェリア)では、このように汁のない、ピラフのようなクスクスが伝統的で、
これを今でも食べているそうです。これは、パリにあるカビリー・レストランにて。
オリーブオイルとクスクスの好相性が再確認できる、おいしい料理でした。




これは、北アフリカ系ユダヤ人(セファラディム)たちのクスクス。
肉団子を入れるのが特徴で、この団子が、食べる人から不幸を
遠ざけてくれるそうです。



と、ここまで書いたところで娘が起きて泣き出しましたので、ここで、おやすみなさい。









 

 

 

 

 

 

 

 


| にむらじゅんこ | モロッコ | 05:47 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
あんよ
JUGEMテーマ:育児

 2011年10月17日

9月、とうとうカリーヌが歩けるようになりました。歩けるようになって一ヶ月弱、いろんなところをチョコチョコと。「おいた」も始まりました。
フランスの保育園は9月から始まるので、8月生まれのカリーヌは一番のチビ。


2011年10月7日

水疱瘡になってしまい、ちょっと 疲れ気味。でも、食欲は旺盛で、毎日完食。このころ、「ママ!」といえるようになりました。でも、最初に覚えるのはフランス語なんだろうな・・・。ママとしてはちょっと残念。
| にむらじゅんこ | ベベ | 20:07 | comments(12) | trackbacks(0) | pookmark |
わんことの遭遇


おうちに、生後二ヶ月のわんこがやってきました。

わんこを生まれて初めて間近でみるカリーヌ。

わんこは、カリーヌのおもちゃを取り、カリーヌはわんこのおもちゃをとり、おもちゃ掠奪合戦です。


 

わんこのボールをとりあげるカリーヌ。



わんこも負けじと取りかえそうとします。




こちらは、カリーヌのお気に入りのおもちゃ。わんこも、欲しがっています。




「わんこちゃんはシツコイわ〜」みたいなクールな顔をしていました。
カリーヌは、どうやら、にゃんこちゃんのほうが好きみたい。 

田舎は、牛さん、馬さん、鶏さん、羊さん、あひるさんなどがいるので、カリーヌも大はしゃぎ。
なかでもあひるさんが大好きのようです。

10ケ月目のお誕生日、おめでとう、カリーヌ。





| にむらじゅんこ | 二村家 | 05:22 | comments(15) | trackbacks(1) | pookmark |
ブーテ=ド=モンヴェル

 

 

田舎の家に、ほぼ毎日、カリーヌに合いにやってきてくれるアーティストのおねえさんがいます。ジュヌヴィエーヴという名前で、姓は、ブーテ==モンヴェル。そう、フランスでは、ちょっと名の知れた、アーティストの家系の ブーテ==モンヴェル家の一員です。


 
ブーテ==モンヴェル家のジュヌヴィエーヴ嬢



ブーテ==モンヴェル家で最も有名なのは、やっぱり、挿絵画家として活躍したルイ=モーリス・ブーテ==モンヴェル(
1851 -1913)。小粋でかわいい彼の絵には、ジャポニスムとラファエル前派の影響があると言われています。パリのエコール・デ・ボーザールで学び、1874年にサロンに初出品して反響を呼び、1900年の世界万博では金メダルを授与されています。



Louis-Maurice Boutet de Monvel

 

ルイ=モーリス・ブーテ==モンヴェル挿絵画家としていろいろな雑誌に参加しましたが、1881年から子供のための挿絵画家に専化していきます。Le Saint-Nicolas という雑誌にたくさん描いたようですが、あまりのかわいさにフランス国内だけではなく、イギリス、アメリカにもブーテ==モンヴェルの名は広がっていきます。

 

「子ども」は、17世紀まではその人権がほとんど無視され、18世紀にはじめて発見されたといわれています。19世紀は、その「子どもの世界」が大人たちによって彩られていった時期なのでしょう。そして、あらゆるものの産業化と結びついて、ブーテ==モンヴェルが活躍する地盤がそろったのでしょうが、やっぱり、それにしてもブーテ==モンヴェルのイラストは可愛いすぎる。昨今のフランスにおける子供ブームのせいか、モーリス・ブーテ==モンヴェルの書籍がたくさん現在再出版されています。死んでから相当年数が経っているからパブリック・ドメインなのかな?


 

                      右の書籍は2009年に再販されたものです。


ちなみに、ルイ=モーリスの息子のベルナール・ブーテ==モンヴェルはNYに住んで活躍した肖像画家でした。ファッション界に顔がきいたようで、多くのファッション・デザイナーや王室の人々の肖像を残しています。



 Bernard Boutet de Monvel


また、「モンヴェル」 という名で通っていたジャック=マリ・ブーテ==モンヴェル(
Jacques-Marie Boutet de Monvel
)は、18世紀のコメディ・フランセーズのディレクターで、劇作家・俳優として活躍した人ですが、この人もジュヌヴィエーヴのご先祖様です。

 


前置きが長くなりましたが、
ブーテ==モンヴェル家のジュヌヴィエーヴが、カリーヌに素敵なプレゼントを贈ってくれました。モーリス・ブーテ==モンヴェルの代表著作、『子どものための古いシャンソンとロンド(Vielles Chansons et Rondes pour les Petits Enfants』(初版は1883)です。





 

カリーヌ本人より、私がうれしがっています!

カリーヌは幸せ者だなあ。



 
日本でもブーテ・ド・モンヴェルの「ジャンヌダルク」が矢川澄子訳で出ているけど、ジャンヌダルクは、やっぱ、ちょっとなあ・・・。


 

| にむらじゅんこ | ベベ | 05:43 | comments(3) | trackbacks(1) | pookmark |
ロマン・ロランの爺さん家

フランス政府の退避勧告によって半ば強制的に帰国している私たち。
現在、ブルゴーニュのシャブリの近くにあるお婆ちゃんの家に住んでいるのですが、この家が、なんとも不思議・・・。この家の敷地は、「Le Moulin (ル・ムーラン・水車)」という呼び名なのですが、外からみると古〜い田舎の家。



 


なんと、この家は資料によりと、12世紀に遡るそう。現在、原型をとどめているのは、16世紀に大改造されたときの形です。

でも、インテリアは完璧に1960年代風! レトロポップな椅子や家具は今から見ると斬新! パントンチェアやら、イームズなどもたくさん。 実は、カリーヌのおじいちゃんは、室内インテリア・デザイナーだったのです。







資料を調べていくにわかったのですが、この家は、中世期はマリアンヌ教会に属する家だったようです。その後、1599年に大工の棟梁であるショマール氏のものになり、ショマール氏とその弟子の手によって大改造され、そのままショマール氏の子孫がフランス革命まで所有していたようです。

 

革命後はプリュドーさんという人が買い、その後、なんと、この家は、ノーベル平和賞受賞の作家、ロマン・ロランの曾爺ちゃん(Antoine Francois Courot)が1836年にこの家を買ったことがわかりました。ロマン・ロランも夏のバカンスでこの家に過ごしていたという記録もあります。ちなみに、わが娘カリーヌのお爺ちゃんがこの家を買ったのは1960年代初頭です。

 

 ロマン・ロランといえば、もちろん「ジャン・クリストフ」の作者だけど、それ以上に人道主義的教養人。20世紀初頭にパリに留学した東洋人たちに多大な影響を与えた人です。京都には「ロマンロラン研究所」がありますが、上海とのコネクションも強いですよね(中国語だと羅曼・羅蘭。なんかかっこいい)。この人、魯迅の『阿Q正伝』をヨーロッパに初めて紹介した人です。ちなみに、ロマン・ロランを初めて中国語に訳したのは、ピアニスト、フー・ツォンの父の(フー・レイ) 1920年台のパリに留学していた傳雷は、私の研究中の中国人画家、常玉(サンユー)との交友もありました。

 

実は、このお婆ちゃんのブルゴーニュの家、時々、「バカンスの家」として、バカンス期は、週貸し・週末貸しをしています。
http://le-moulin.net





7つベッドがあるので、家族・友人連れでお客さんがワイワイやってきて楽しいです(お客さんが来るときは、私たちは敷地の奥にある「大工のアトリエ」に移動して住んでいます)。お客さんは、なぜか英国人が多いです。 

 

しかし、日本のように、スクラップ・アンド・ビルド文化じゃない場合、掘れば掘るほど、いろんなものが過去に出てくるものですね。まさか、今住んでいる場所にロマン・ロランが出てくるとは・・・!



 

 

ごらんのとおり、鳩舎もあります。鳩舎というのは、昔のヨーロッパではステイタスの印のようなものだったようですね。今は猫の寝床です。






サンルームもあります。 ロマン・ロランもこの景色を見ていたはず。



今日はカリーヌの9ケ月の誕生日です。これからも健やかに育ちますように。
そして、ロマン・ロランのような精神の持ち主になりますよう・・・。

| にむらじゅんこ | パリ | 16:38 | comments(8) | trackbacks(2) | pookmark |
ご先祖さま

 

娘の先祖はどんな人だったのか。

なんと、ナポレオン将軍のために大活躍した軍人がご先祖にいることがわかりました。おばあちゃんの家系は軍人&将校の家系なのですが、このおじさんが、ナポレオン皇帝からメダルをもらった人です。



外国との戦いでお手柄を得たそう。「家で最初にメダルをいただいた人」として、家族の誇りなのだとか。でも、何の戦いでお手柄を受けたのか覚えている人は家族にだれもいません。
残念!

 




 

また、おばあちゃんのおじいちゃんは、シモン・ドマンと言う方で、ごらんのとおり、たくさん胸に勲章ついています。将校として、マリー・フランソワ・サディ・カルノー大統領(左翼共和党)につかえていたそうです。でも、サディ・カルノ大統領が暗殺されて以来、パリから追いやられ、大佐としてオクソンヌ(ブルゴーニュ地方)で活躍したそうです。






 

フランソワーズさん。この方は、シモンさんの娘さんです。







また、写真の中央にいる女の子。この女の子は、おばあちゃんのお母さんだそうです。ちょっとぽっちゃりしていて、カリーヌにちょっと雰囲気が似ています。

| にむらじゅんこ | ベベ | 22:51 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
クスクスの離乳食
JUGEMテーマ:育児
 






離乳食中期に突入した娘のために、BabyCookを購入。ベビー・クックとは、いまどきのパリジャンたちの離乳食三種の神器のひとつともいえる、一万円ぐらいで買える人気のフードプロセッサー。

 左のタンクに水を入れると蒸気が出てきて、野菜とか肉が蒸せます。そして、つまみを左に回すとミキサーになります。いわば、調理+裏ごしが、いっぺんにできるマシーンです。じゃがいも四分の一とか、にんじん20グラムとか、一回分のごく少量の食材が調理できて、洗い物も少なくてすむので便利。しかも、子供が大きくなってしまっても、ドレッシングとか、いろいろなものを作るのに役立つんです。

 

で、今日は、クスクスの離乳食を作ってみました。


 
最近は、こんな出来合いクスクス離乳食もスーパーで売られています。



クスクス粒、8ケ月ぐらいから食べれます。ふやかしたスムールは離乳食中期の子にはちょうどいいレッスンになるのだとか。もちろん、野菜類はすべてミキサーにかけてドロドロに。



 


 


私は、この図書館で借りてきた離乳食レシピの本でクスクスを作りました。作り方は以下です。

 

《材料》

スムール(クスクス粒)30グラム

にんじん 半分

ズッキーニ 半分

カブ 適量

コリアンダーの葉 少々

鶏肉のささみ 20グラム

バター 5グラム

 

《作り方》

1:スムールをぬるま湯(コップ一杯)につけてふやかす

2:野菜はすべてちいさく切る。ズッキーニは皮をむかない

3:野菜を1リットルのお湯に入れて30分煮る

4:その後、鶏を入れて10分さらに煮る

5:4をミキサーにかける。煮汁は別にとっておき、最後にスムールにかける。

6:スムールを10分蒸す

7:スムールとミキサーにかけたものを盛りつけてできあがり。



 

いただきまーす!


| にむらじゅんこ | モロッコ | 21:38 | comments(2) | trackbacks(2) | pookmark |
歯痛には琥珀。
JUGEMテーマ:育児
 

 

 

 

歯が生え始めた娘は、よだれまみれ。
歯の生えている側のほっぺたと耳も赤くなっています。

日本の育児書には、「乳歯が生えたら、歯磨きの習慣を」みたいなことが書かれているけど、フランスでは、「あかちゃんの歯痛をどのようにして和らげるか」ということが第一の焦点。歯磨きうんぬんは、むしろ、二の次。

 



Beaba社の赤ちゃん雑貨はデザインがかわいいし、使い勝手もいい


もちろん、dentitionのためのシリコンとか、ジェルもたくさん売られています。娘のお気に入りのBeaba社のシリコンは、冷凍庫や冷蔵庫で冷やすタイプ。これは、かなり歯が歯茎をつきぬけてくるときの痛みを一時的に和らげている様子。


 


小児科医にオススメされたのは、赤ちゃんのためのホメオパシー療法。カモミラのエッセンスがはいった液体で、これを飲ませるとすこし痛みが和らぐのだとか。試したけど、すぐには効果はなし。





 


あと、伝統的なのが、琥珀のネックレスをするという方法。それも、本当の4000年〜5000前ぐらいの琥珀でないと効き目はないそう。アフリカでは呪術師たちが琥珀のネックレスなどをしているので「おまじない系かな?」と思っていたんだけど、なんでも、琥珀に含まれているヨウ素とカンファーに殺菌作用とかがあって、乳児の歯がはえるときの痛みを抑え、乳歯の生えをよくするのだとか。本当かなあ〜。たしか、アンバー(琥珀)は、アポロンの宝石で、太陽の恩恵を受けるための石だったはず。太陽と生命のエネルギーを与えるために赤ちゃんにつけてあげるのかもしれません。


 

でも、確か、中国でも、琥珀は漢方のひとつだったはず(モロッコでも琥珀は薬局で売られている)。珀の効能について「一に去驚定神、二に活血散淤、三に利尿通淋」とある。精神的に落ち着くという効能はあるのかも。ストーンテラピーとしては理にかなっているのか、薬の消費量世界一のフランスだって、多くの赤ちゃんが琥珀のネックレス、しているもの・・・。

 

「むずがって寝られなかった子が、すやすや寝るようになった!」というママにもあいました。このように、琥珀ネックレスは、ナチュラル系赤ちゃんグッズのお店には、必ず並んでいる商品で、出産のプレゼントにも喜ばれるそう。ネットで調べたら、15ユーロぐらいからある。

 

赤ちゃんの世界は、本当に不思議。医学先進国のフランスでさえ、こうした伝統がまだ残っているなんて。というか、効き目がなかったらとっくに廃れているはず。

 

実は、私自身も、疳の虫がたくさんいる子で、虫封じを高校生までやってもらっていたぐらい。だから、目に見えない世界というものは、赤ちゃんの世界にはたくさんあるのだとおもう。琥珀を娘に買ってみようかな。

| にむらじゅんこ | ベベ | 21:17 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
春うらら
 
りんごの花の下で、ピクニック。でも、はやく東京に帰りたいね。



  現在、原発事故で避難勧告を出したフランス政府のせいで、半ば強制的にフランスに家族で避難している最中です。

  フランス人たちが、東京の外国人コミュニティのなかでも超alarmiste(不安の種をふりまくひと)だったのは、自分たちの国が原発大国だからなんだろうね。ジャスミン革命で避難勧告がおくれて国内外で非難されてフライングしたといううわさも・・・。

なんでも、在日パキスタン人たちは、「見ていられないよ」と自腹を切って被災地でカレーの炊き出しをしたとか。イスラムの心は、やっぱ、寛大で素敵。 こういうときにその人の美学がわかるよ。
 それにくらべて避難勧告出してみな帰っちゃうフランス人って・・・と超複雑な心境。ともあれ、まだ乳飲み子の娘のことを考えてブルゴーニュのマミイの家に。

  おばあちゃんの家の庭にも、たくさんの菜の花が咲いていました。 

  原発賛成派の、欲ボケじじい達よ。
  子供たちの未来を奪うな!
  菜の花革命万歳!
  
  





| にむらじゅんこ | 二村家 | 23:58 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
娘の離乳食

今日は天気が良かったので、娘にキモノを着ました。
ウサギ年なので、ウサギの絵柄のものを。

6ケ月になって、おへんこができたばっかりなので、帯で締めるのはかわいそうなので、
大正ロマン風にエプロンをかけてみました。

0歳児が着れるひとつみのキモノや浴衣って少ないので、夏に向けて、娘のために、浴衣をデザインしちゃおうかなああと考案中です。








で、離乳食やベビー食に関する連載を雑誌『Signature』に書いているのですが、
やっぱり、フランスのおばあちゃん、羊の脳味噌を子供に食べさせたがっています・・・。
今年フランスでバカンスを過ごそうと思っているのですが、どのようにして丁寧にお断りをすべきか・・・。

羊の脳味噌自体はおいしいのですが、やっぱ、赤ちゃんにあげるのはちょっと早いかと・・・。

あと、ノルマンディーでは授乳のためにビールを飲むそうです。田舎では今でも信じている人がいるみたい・・・。



ビールを飲まない女性は乳がでない! という宣伝でした。





| にむらじゅんこ | - | 22:09 | comments(14) | trackbacks(2) | pookmark |
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